戦艦”改伊勢型”伊勢の改造は昭和17年末から呉工廠において着手 昭和18年9月に完成。上のイラストは18年9月完成時の状態で格納庫両舷の銃座は まだ取り付けられていません。改装完成時の要目 基準排水量=35350 トン 兵装 35.6センチ連装砲×4門 公試排水量=38676 トン 12.7センチ連装砲×8基 全長 =219.62 M 25ミリ 3連装×19基 最大幅 =33.83 M 搭載機 22機 「いくつか検討された改造案」 伊勢型を本格的空母に改装した場合 飛行甲板の長さ約210M 搭載機数54機 工期は1年半で可能 第7図が想像図 準鷹と伊吹を足して二で割った感じです。 さて本題 第8図でその想像図です。 カタパルトはちょうど煙突の両側に装備されることになると思ういますが 煙突より 前方はほぼ従来艦の艦型を保っています。 この場合飛行甲板の長さから 着艦が不可能とはいえないが前方の煙突があり余り安全に着艦できるとは思えません 発進後は他艦に着艦するか陸上に収容するほかわなく、または水上機を用いて着水揚収する以外になかった。 実際の状況と同様所詮このような折衷案では 有効に見えて中途半端な物でしかなかったように思えます。 ただ是は戦術的に航空戦艦として戦術単位で使用した場合の事であり 船団護衛や対潜哨戒で使用した場合は又別の結果が出たと思います。 是は現在のDDHなど ヘリ搭載護衛艦に通じる所が有ると思いますが 少々高級すぎるかな(笑) 「参考文献 丸スペシャル#12 戦艦 伊勢」 イラストは”いやぽぽ”さんから頂きました。 ←ここをクイックしてください. ジャンル別一覧
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